第37回東京国際映画祭 コンペティション部門正式出品作品!
大学教授の職を辞して10年―
妻には先立たれ、祖父の代から続く日本家屋に暮らしている。 料理は自分でつくり、晩酌を楽しみ、多くの友人たちとは疎遠になったが、
気の置けない僅かな友人と酒を飲み交わし、時には教え子を招いてディナーを振る舞う。 預貯金が後何年持つか、すなわち自身が後何年生きられるかを計算しながら、
来るべき日に向かって日常は完璧に平和に過ぎていく。遺言書も書いてある。もうやり残したことはない。
だがそんなある日、書斎のiMacの画面に
「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる。
「作品情報」
吉田大八
長塚京三、瀧内公美、黒沢あすか
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