わたしの知らない子どもたち(150分)

わたしの知らない子どもたち

「必ずあなたを探し出すー」 

あの⽇を⽣きた⼦どもたちの煌めきーその時代を⽣きた誰もが、未来をつないでいた。

1945年、終戦。 
⾳楽家の⽗のもとで育ち、ごく普通の暮らしを送っていた12歳の少⼥・茅野琴⼦は戦争によって家も家族も失い、 焼け野原となった東京で、たったひとり⽣きることになる。 ⼥性であることが⽣きる危険につながる現実を知った琴⼦は、少⼥という性を隠し、少年として⽣きることを決意する。 やがて将吉をはじめ、同じように家や家族を失った少年たちと出会い、「吉⽥茂男」と名乗って彼らと⾏動をともにする。 闇市を束ねる菊沢組の親分・菊沢徹から仕事をもらい、ともに⽀え合う仲間との⽇々は、戦後ひとりぼっちだった琴⼦が初めて⾒つけた「居場所」となっていく。
⼀⽅、担任教師だった曽根⽂美⼦もまた、敗戦によるイデオロギーの転換と、婚約者を失った中で教師としての誇りも⽣きる意味も⾒失っていた。 しかし、⽗の友⼈から「琴⼦を探している」という知らせを受け、琴⼦を探す旅に出る。 曽根もまた、⾃らも失っていた⼈として⽣きる意味を少しずつ取り戻していく。 やがて⼦どもたちは東京湾上の孤島の隔離施設へ送られる。 そこでの過酷な環境の中で⽣かされている⼦どもたちの実態を知った新聞記者・諸積は、 脱⾛すると決意する琴⼦たちを海苔漁師・⼭井甚平と妻・けいへ託す。 ⼭井夫妻は、突然現れた⼦どもたちを煙たがりながらも⽣きる術を教えながら、その命を明⽇へとつないでいく。 これは、戦争によって⼈⽣を変えられながらも懸命に⽣きた⼦どもたちの命の輝きと、 その命を信じ、それぞれの選択で未来へつないだ⼈々の姿を描く物語。

「作品情報」

西川美和

小八重葵美、二階堂ふみ、役所広司

PG12

公式サイト