しびれ(118分)

しびれ

かすかなぬくもりが白く滲む冬の新潟から動き出す ひとりの少年が 「息をのむような愛」 を知るまでの20年間


日本海沿いの町に暮らす少年、 大地は、 幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。 今は母の亜樹と暮らしているが、 夜の仕事で生計を立てざるを得ない亜樹はほとんど家に帰らず、 生活は苦しい。 やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、 どこにも居場所はなく、 ひとりで過ごしては内気になっていった。 大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。 これを境に、 彼の運命は大きく揺らいでいく———。 心のよるべなき貧困、 誰にも見つからぬように生きる孤独の中のささやかな救い、 母への複雑な感情。 流されるままに生きているようで、 歩みを止めない大地。 そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、 息をのむような大きな愛を知るまでの20年間が、 少年の姿を追い続け、 リアリズムに根ざした視点で綴られていく。

「作品情報」

内山拓也

北村匠海、宮沢りえ、永瀬正敏

PG12

公式サイト