口蹄疫から生きのびた豚(104分)

口蹄疫から生きのびた豚

殺処分を生きのびた一匹の豚と人間社会に絶望した一人の男―――。二つの宿命が交錯するさまを多様な表現方法で寓話的に描きながら、疫病の蔓延、環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題を鋭く織り込んだ、まさに「現代の黙示録」とも呼ぶべき、空前絶後の問題作が誕生した。


【STORY】
舞台は現代の韓国。口蹄疫の発生により無数の養豚たちが無情にも殺処分されていく。そんな中、驚異的な生存本能によって生き埋めにされた墓場から蘇った一匹の“豚”がいた。“豚”は願う。「生きるために、絶対的な力を持つ生物“人間”になりたい。そのためなら、どんな犠牲も厭わない」。
一方、幼少期から苛烈なイジメに曝されてきた“人間”チェ・ジョンソクもまた願う。「人間としての人生を捨て去り、いっそのこと“獣”になってしまいたい」。
人間になりたい豚と獣になりたい男。交わるはずのなかった二つの宿命は、やがて螺旋のように絡み合い、彼らを想像を絶する姿へと導いていく―――。

「作品情報」

ホ・ボムウク

PG12

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