アニキ・ボボ 4Kレストア版(72分)

アニキ・ボボ 4Kレストア版

ドウロ河近郊に暮らす少年たち。カルリートスは内気な夢想家で、エドゥアルドは恐れを知らぬリーダー。二人はともに、グループで唯一の少女テレジーニャに恋をしている。ある日、カルリートスはテレジーニャが欲しがっていた人形を盗み、彼女にプレゼント。やがて少年たちの間に緊張が高まり、カルリートスはグループから仲間はずれにされる……。 

1942年に故郷ポルトの街を舞台に製作された本作は、子どもたちの躍動を簡潔かつ大きなスケール感で描き、「ネオレアリズモ」を先駆けたともされる。2025年、第82回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門で上映。制作から80年を超える時が過ぎた今、その詩的な魅力に満ちた現代性が再び注目されている。

夜の闇や未知なるものへのおののき、そして私たちの周囲に脈々と息づく生命の魅惑――それらを暗示しようとしたのです。さまざまな障壁、権力や慣習によって閉ざされた世界の単調さと、鮮やかに対照をなすものとして。 
–−マノエル・ド・オリヴェイラ(『アニキ・ボボ』について1954年の発言より)

※当館はすべてのスクリーン4K上映です 

来場者プレゼント情報
[ 「オリヴェイラの顔」ステッカー ] 
1/2(金)~配布スタート 
※数量限定、無くなり次第終了となります。
※在庫状況は劇場へお電話にてお問い合わせください。 

「作品情報」

マノエル・ド・オリヴェイラ

ナシメント・フェルナンデス、フェルナンダ・マトス、オラシオ・シルヴァ

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