1965年『大怪獣ガメラ』公開から60年——。
日本の特撮文化に多大な影響を与えた伝説の怪獣映画シリーズ、
その軌跡を振り返り、未来へと継承するプロジェクトが始動します。
<上映作品>
『大怪獣ガメラ』4Kデジタル修復版(79分)
『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』4Kデジタル修復版(101分)
『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』4Kデジタル修復版(87分)
<特別上映>
『小さき勇者たち ガメラ』(97分)
※上映スケジュールは決定次第ご案内いたします
◆ガメラとは…
今年2025年、昭和・平成・令和の三時代にわたって愛され続けてきた大怪獣「ガメラ」は、ついに誕生60周年を迎えました。
ガメラは、1965年に大映が世に送り出した怪獣映画『大怪獣ガメラ』で初登場。 突如北極の氷から出現し、日本各地を襲いながらも、やがて“子どもたちの味方”として他の怪獣から人々を救うという独自のヒーロー性を持ち、多くの子どもたちの心もつかみました。巨大な亀の姿にして、空を飛び、火を吐く。ユニークな設定とその圧倒的な強さは他の怪獣とは一線を画し、日本怪獣映画界で、その存在を確立しています。
昭和には怪獣映画ブームの中でシリーズ全8作を展開。“ガメラの父”湯浅憲明監督はじめ当時の大映チームの創意工夫溢れる作品たちは特撮ファンの熱狂を生み、特に「ギャオス」「バイラス」などとの戦いは今なお語り草となっています。
平成には『ガメラ 大怪獣空中決戦』に始まる3部作を公開。金子修介監督×伊藤和典脚本×樋口真嗣特技監督という豪華スタッフにより、ハードな世界観と緻密なVFXで国内外の映画ファンを驚かせました。怪獣映画史における金字塔として、今も高い評価を受けています。その後、昭和ガメラにリスペクトを込めた『小さき勇者たち~ガメラ~』を公開、実写映画としては本作が最新作となっています。
※当館はすべてのスクリーンで4K上映です
公式サイト