サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025()

サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025

古典はいつも新しい── 

デジタルリマスターされ美しい画質で蘇るサタジット・レイの傑作群 
『サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025 』 

 【上映作品】
 「音楽サロン デジタルリマスター」1958/インド/100分 (日本劇場初公開)
 「ビッグ・シティ デジタルリマスター」1963/インド/136分 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞 
 「チャルラータ デジタルリマスター」1964/インド/119分  ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞 
 「臆病者 デジタルリマスター」1965/インド/70分 (日本劇場初公開) 
 「聖者 デジタルリマスター」1965/インド/67分 (日本劇場初公開) 
 「主人公 デジタルリマスター」1966/インド/117分 (日本劇場初公開) 
 「エレファント・ゴッド デジタルリマスター」1979/インド/122分 (日本劇場初公開) 

 【Profile】 
 サタジット・レイ(1921-1992) 

 1921年5月2日、インドのコルカタ生まれの映画監督、脚本家、作曲家、小説家、カリグラファー、イラストレーター。ベンガル地方屈指の名家・レイ家の出身で、詩人で画家の祖母と、文学者であり画家でもあった父シュクマル・レイの影響を強く受けて育つ。コルカタ大学では経済学を専攻し、その後、ノーベル文学賞にも輝く詩人ラビンドラナート・タゴールが創設したサンティニケタン大学に進学し、タゴールから深い芸術的・思想的影響を受ける。1942年からはイギリス系の広告会社にて広告デザイナーとして活動する傍ら、映画への情熱を育む。1949年には「カルカッタ(コルカタ)・フィルム・ソサエティ」の創設に参加。同年、ジャン・ルノワールが『河』の撮影のためインドを訪れた際に彼のアシスタントを務め、またヴィットリオ・デ・シーカやルキノ・ヴィスコンティらのネオレアリズモ映画に触発され、自らの映画制作を決意する。1951年に処女作『大地のうた』の制作に着手。1955年に完成させ、翌年カンヌ国際映画祭でベストヒューマンドキュメント賞を受賞。その後も、オプー三部作として知られる『大河のうた』、『大樹のうた』を完成させ、名声を不動のものとする。その生涯で30本を超える映画を制作し、インド映画界のみならず世界中の映画人に計り知れない影響を与えた。彼の作品は人間の本質に迫る深い洞察と、詩的な映像、音楽のセンスによって、今なお色褪せることがない。

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来場者プレゼント情報
 [ 作品別ビジュアルのポストカード ] 
8/8(金)~配布スタート  
※数量限定、無くなり次第終了となります。 
※在庫状況は劇場へお電話にてお問い合わせください。  
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「作品情報」

サタジット・レイ

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