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赤狩りによりハリウッドから追放されるも、『ローマの休日』『黒い牡牛』『スパルタカス』など脚本家として多くの名作を生み出し、2015年には彼をモデルにした映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』も公開されたダルトン・トランボ。彼がアメリカの軍歌でも使われた志願兵募集の宣伝文句“Johnny Get Your Gun”のパロディをタイトル(原題)に据え、第一次世界大戦時に身体のほぼ全ての器官を失った青年兵士の視点から戦争の闇を暴いた反戦小説「ジョニーは戦場へ行った」。第二次世界大戦直前の1939年に発表し物議を醸した問題作を、ベトナム戦争中の1971年にトランボ自らの脚本・監督で映画化。第24回カンヌ国際映画祭®で審査員特別グランプリほか三冠に輝き、日本でも1972年度芸術祭大賞を受賞した戦争映画の名作が50年以上の時を経て4K版日本初公開。
「作品情報」
ダルトン・トランボ
ティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ、ジェイソン・ロバーズ