太陽(ティダ)の運命(129分)

太陽(ティダ)の運命

大田昌秀と翁長雄志…… 

二人の知事が相剋の果てにたどり着いた境地、
そしてこの国の現在地とは――

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』2部作(2017/19)、『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』(2021)の佐古忠彦監督が沖縄現代史に切り込んだ、新たなる野心作 

政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否(1995)、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消し(2015)によって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。 大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。

「作品情報」

佐古忠彦

山根基世

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