12/26(火)開催のJohn Zorn’s COBRA今池作戦は巻上公一氏の体調不良のため開催延期になった事を受け、
『【ダブル特典!!!】特製ステッカー+伏見ミリオン座ドリンク100円OFFのダブル特典プレゼント』
は実施なしとさせて頂きます。
2010年から12年かけて撮影された、『Zorn』3部作。俳優・監督としても活躍するマチュー・アマルリックがジョン・ゾーンに深く信頼された数少ない映画監督として、12年という信じられないほどの時間、彼の現場に密着し生のジョン・ゾーンの姿をとらえてきたジョン・ゾーンの音楽制作の現場に密着した貴重なドキュメンタリー映画を一挙上映。
音楽に対する激しい情熱と愛、そして誰よりも真摯な心を持つこの不世出の音楽家の、表情、声、そしてその手から生み出される音楽を、ぜひスクリーンでご覧ください。
日時:2023年12月29日(金) 14:30スタート 終了予定18:30【ダブル特典!!!】
14:30~ Zorn (2010-2016) 上映
15:30~ Zorn II (2016-2018) 上映
■約10分休憩
16:40~ Zorn III(2018-2022) 上映
18:00~ トークイベント
集団即興演奏のプロンプターとして、そして陽気なサックスプレイヤーとして、またNYのライブハウスの芸術監督として多面的に活躍躍するジョン・ゾーン本人の姿を捉えたドキュメンタリー。
ジョン・メデスキやマイク・パットン、ネイト・スミスとのライブや練習風景、NYのサウンドスタジオでジョンのレコーディングに飛び入り参加する本作の監督でもあるマチュー・アマルリック、日本の歌謡曲研究家としても知られたジョンの日本での足跡を辿るパートではヒカシューの巻上公一など、各国のアーティストとジョンの交流が多彩な音楽とともに描かれる。
ここでは主にジョンの多様な作曲作品の魅力が紹介される。
彼はフリーミュージックやグラインドコア、弦楽四重奏やアルカイックな女声合唱まであらゆる音楽表現を自在に操り、そのどれにも縛られず軽やかに音楽の世界を飛翔する。詩のように挿入されるジョンの人生や哲学から、彼の音楽を構成する一端が垣間見える。ギタリストのマーク・リボーやジュリアン・ラージ、2022年にマッカーサー賞を授与したモリイクエも登場する。
ピアニストのステファン・ゴスリングと、ソプラノ歌手バーバラ・ハンニガンの2人が、超絶技巧を必要とするジョンの新作歌曲に挑んでゆく過程をカメラが丹念に追う。自己のテクニックに行き詰まりを感じたバーバラの姿と、ジョンのジャズバンド仲間たちが野外で演奏している朗らかな表情が対照的に編集され、そこからジョンが生み出そうとしている新しい音楽の片鱗が見えてくるようだ。