ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界『おくりもの』(4Kレストア版)(80分)

ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界『おくりもの』(4Kレストア版)

イタリア映画史で異彩を放つ孤高の映像作家、 ミケランジェロ・フランマルティーノ 

本邦初公開のデビュー作を含む全長編3作品を一挙上映! 
デビュー作であり日本初公開となる『おくりもの』(4Kレストア版)、カンヌ映画祭で喝采を浴びた『四つのいのち』、そしてヴェネチア映画祭で3冠に輝いた『地底への旅』の全長編3作品を一挙上映。

伝統と現代性の対比を独特のユーモアで鮮烈に描いたデビュー作 公開から22年の時を経てフランマルティーノの幻のデビュー作が、ついに日本初公開。監督の実 祖父アンジェロ・フランマルティーノを主演に迎え、人口流出によって廃村寸前のカラブリアの小さな村を舞台に、老いた男の最期の日々を独特のユーモアを持って静かに見つめる。プロの俳優を一切使わず、土地に生きる人々とともに撮影された本作は、「伝統と現代性」「生と死」「共同体と孤独」という普遍的なテーマを、対話をほとんど持たない80分の映像詩として結晶させた。 4Kレストアによって甦ったカラブリアの風景の細部、やや翳りを帯びた色調に浮かび上がる光の変化と、時間の経過を感じさせる物質の質感──20年以上前の作品でありながら、現代の映画体 験として圧倒的な存在感を放つ。2000年代初頭の「スロー・シネマ」ムーブメントの重要な一作として、2025年7月にNYのメトログラフ劇場でリバイバル上映が行われるなど、映画史的再評価が進む傑作。 

【STORY】 
南イタリアの過疎化が進む田舎の村に暮らす老いた男。ある日、老犬の埋葬を手伝ってくれた青年たちが、携 帯電話と共に1枚の紙きれを忘れていく。それは、個人的な目的で撮影されたヌード写真だった。後日、老人は 村で1人の女性に目を留める。その女性は、写真に写っていた人物だった…。

「作品情報」

ミケランジェロ・フランマルティーノ

アンジェロ・フランマルティーノ、ガブリエラ・マイオロ

公式サイト